巡回指導で最初に出してくださいと言われるのは、たいていこの三つです。指摘の多くも、この三つのどこかで起きています。制度の全体像より先に、この三つが自社で回っているかを見るほうが早い。
| 点呼 | 乗務前・乗務後、そして運行の途中の中間点呼。アルコール検知器を営業所ごとに備え、常時有効に保持して用います。点呼記録簿の保存は1年。対面が原則で、遠隔点呼・自動点呼は大臣が定める方法として例外に置かれています。 |
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| 記録 | 業務記録(運転日報)、運行指示書、運転者等台帳。令和7年4月から荷待ち・荷役の記録が全車両に広がりました。保存は業務記録が1年、運転者等台帳は運転者でなくなった日から3年。 |
| 教育 | 全運転者への指導及び監督(指針の12項目)と、初任・高齢・事故惹起の三者への特別な指導。記録には日時・場所・内容だけでなく受けた者の氏名まで要り、保存は3年です。 |
運行管理者試験(貨物)の出題で最も重いのが、第1章の貨物自動車運送事業法と、第2章の改善基準告示・労働基準法。そこに、車そのものを規律する第3章の道路運送車両法、走っている場面を規律する第4章の道路交通法が重なります。第5章は、それらを一つの運行の上でどう使うか。巡回指導・監査で開かれる帳票のほとんどは、このどこかに根拠があります。
法令の数値や手続は、条文・告示・通達・九州運輸局の公示という一次資料で確認してから公開しています。各記事の冒頭に、内容を確認した日を入れてあります。確認の済んでいない記事は、書き上がっていても公開しません。
許可の種類から始めて、日々の帳票、事故のときの手順、人の体制、教育の計画まで。試験の目次の並びに沿っています。
許可・事業計画・運賃。何が認可で、何が届出か。
巡回指導で最初に見られる帳票。対面が原則で、例外がどこまで来ているか。
1年・3年・退職後3年。何を、いつまで持つか。
選任・講習・業務の範囲。誰が、何人、何をするか。
教育記録は、巡回指導の定番の指摘です。
令和6年4月から適用されている改善基準告示を軸に、労働基準法の要点まで。数値が多い章なので、定義・上限・特例の順に並べました。
労働の基準が、なぜ事業の監査につながるのか。
284時間・3,300時間・13時間・9時間。この章の中心です。
2日平均・2週平均、そして4時間。運行計画に直結します。
原則を崩せる五つの場面。要件を欠けば原則で判定されます。
労働時間、賃金、年休、契約。顧問先で最もよく聞かれる範囲です。
事業ではなく、車そのものを規律する法律です。車検証の期限、3か月ごとの点検、整備管理者。巡回指導で車両側として見られるところが、ここに集まっています。
車の戸籍と車検証。動きがあったら15日以内。
1日1回、3か月ごと、そして記録簿。車両側の帳票です。
街頭検査でその場に見られる数値と、車が止まるまでの道すじ。
運転者の法律ですが、第75条を通じて使用者にも届きます。ここ数年で高速道路の大型貨物と生活道路の速度が動きました。数値の出典を条文まで戻して整理しています。
速度、通行帯、止め方。運行計画に直接効く数値です。
大きさは1.2倍と10分の1。重さは、三者それぞれに条文があります。
酒、疲れ、事故。一度で最も大きく効くところです。
条文を知っていることと、運行が回ることは別です。計算のしかた、指導と診断の時期、健康の見つけ方、車と目の特性。最後に、第1章から第4章までを一枚の点検表に戻します。
数える順番と、教えることの中身。
受けさせることと、結果を使うこと。
目と、距離と、車体。指導の材料になるところ。
許可申請の後、常勤役員が受ける試験です。条文集が配付されるため、暗記ではなく、条文を引く速さが問われます。
全五章、公開しました
運転者に対する指導及び監督は、行うことが指針で決まっていて、記録の保存は三年です。
年間の計画と、月々の教材と、そのまま綴じられる様式をまとめてお渡しします。
運行管理者試験と役員法令試験の準備も、同じ材料の中にあります。
運行管理者試験(貨物)には、村上と事務所の星 都が合格しています(令和8年度第1回)。
行政書士 村上事務所(熊本市東区)が、熊本県内で承っています。